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電車のようなバス?

愛知県名古屋市に「ゆとりーとライン」という鉄道路線があります。

 なんだ電車の話かと思われるかもしれませんが、この路線を走っている車両は、鉄道のようでそうではないのです。

というのもバスが線路の上を走っているのです。

電車かバスかどっちなの?と言われると、そのどっちもなのです。

大曽根駅から小幡緑地を鉄道として走ったあとに、その後はふつうのバスとして一般道路を走っています。

これは、「ガイドウェイバス」という鉄道方式で、普通のバスの床下に案内用の車輪がついていて、その車輪部分が、レールに沿って走行するのです。

イメージ的には、一時期流行ったミニ四駆のように、水平方法に(つまりバスの車輪とは90度の交差方向)付いている小さな車輪が、両サイドのガードに沿うことになります。

バスですから当然ハンドルがついていますが、ガイドウェイを走るときにはハンドルを操作する必要はありません。

したがって道路交通法上は、東京都心を走るゆりかもめと同様の新交通システムに区分されます。

つまり鉄道の一種として分類されるそうです。

なぜこのようなシステムになったのかというと、従来ガイドウェイバスが走る区間は、一般のバス路線として運行されていたのですが、渋滞がひどいためスムーズな運行を実現するために、名古屋市内の区間のみを高架にしたということです。

このようなシステムはヨーロッパを中心に導入されていますが、日本では、名古屋にしかない形の鉄道ということです。

従来の鉄道より安い費用で建設でき、時間の読める交通機関として今後はもっと普及するのではないでしょうか。

ゆとりーとライン公式サイトで時刻表や運賃が確認できます。